資格頼り、協会頼りのビジネスは「資格を取ったけれど稼げない」状態になってしまいます。
キャリコン・コーチングの協会とは?
キャリアコンサルタントや、コーチング、セラピストなど
何かを教える講師の資格を取得しようと思った時
資格を発行する母体、協会について調べたことはありますか?
講師の資格を取得した後は
協会への加入が必須だったり
協会でビジネスのサポートをしてもらえたり
資格取得後も協会との関わりが継続することが多いです。
協会もビジネスモデルひとつで、
協会がコーチングなどのノウハウを生徒に教えて講師の資格を発行し、
資格を取得した生徒が講師となりさらに違う生徒へ教えるという、
三段階の仕組みです。
▼小冊子無料プレゼント中▼
キャリアコンサルタント&コーチ業での成功度診断テスト付き!
協会ビジネスの仕組み
協会ビジネスの仕組みを詳しく説明しますね。
まず、協会ビジネスには3つの立場が生まれます。
①資格を発行する協会
②資格を持つ講師
③生徒
ひとつづつ説明すると…
①資格を発行する協会
資格を発行する協会は、講師の上の立場にあたり
養成講座を開き自分の分身となる講師を増やしていきます。
協会は②の資格を持つ講師の活動がスムーズにいくようにサポートをします。
②資格を持つ講師
資格を発行する協会の養成講座を受講し、資格を持つ講師は、
そのノウハウを生徒に教えます。
資格を持つことで、協会の会員であることや肩書を持つことができ、
協会の人脈やツールを使って自分で生徒を集めて教室を開くことができます。
③生徒
生徒はわかりやすく生徒で、コーチングを受けに来た受講生さんや、
料理教室の生徒さんなど一般のお客様がここにあたります。
普通の料理教室や、習い事などの講座型ビジネスのお客様は生徒ですが、
資格を発行している協会ビジネスでのお客様は、講師です。
協会によって細かい仕組みは異なりますが、基本的にはこの3段階になります。
資格を取得した生徒が講師になり、さらに違う生徒へ教えて
そこでも講師の資格を発行する場合もあります。
②が増えるイメージです。
協会の資格を取得した講師が活動することで、
協会の名前が広がります。
認知度が高くなると、資格を取りたいという人が増えます。
講師が活躍し収入が増えていくと、協会の収入が増えていく仕組みになるため
協会は講師の活動をサポートしてくれるんですね。
協会ビジネスは、料理教室、ヨガ、美容など、業界問わず生徒が集まる業界で存在します。
生徒→講師→協会へ講座の受講料と、コンテンツやツールの使用料、
資格の更新料などが支払われることによって協会運営費用が賄われています。
キャリコン・コーチング協会のメリット
キャリコンやコーチングで協会に所属する
大きなメリットは肩書きとサポートです。
キャリアコンサルタントや、〇〇コーチング協会認定講師など、
協会に所属することで信頼される肩書きや、
会員としての肩書きを得ることができます。
ひとりでは得られない、
全国規模の認知度や信頼があることで
ビジネスをはじめてすぐの状態でも講師として活動できます。
活動するにあたり必要になるテキスト一式やツールなど
ビジネスに必要なものが一式揃っている状態なので
講師として教えることに集中できるメリットもあります。
勉強会など継続的に学べる場に参加できることも多いです。
同じ協会所属のメンバーがいることで、
仲間がいる心強さもメリットになりますね。
ひとりでビジネスをはじめるときは
右も左もわからない状態からのスタートになりますが、
協会からのサポートを得られることで
はじめから安定しやすいビジネスができます。
キャリコン・コーチング協会のデメリット
協会に所属するメリットをお伝えしましたが、
実は世の中星の数ほどある協会ビジネスで
うまくいっている協会はごく一部です。
①資格を発行する協会
②資格を持つ講師
③生徒
この3つの立場がバランスよく正常に動いている場合だけ
最大のメリットが得られます。
資格を持つ講師が増えすぎたり、
似たような資格が他にあったりして生徒に選ばれなくなってしまったり
資格を発行する協会と資格を持つ講師の連携が
うまくいっていなかったりすると
たちまち協会ビジネスのバランスは崩れてしまいます。
そうなると
「資格を取ったのに稼げない、仕事がない」
講師ばかりが増えてしまいます。
資格を取ったのに稼げない講師ばかりが増える
1番の理由は集客や売り方がわからない、
協会でのサポートが足りないからです。
キャリコンやコーチングなど
その資格の商品内容自体は素晴らしいものであったとしても
セミナーや講座まで、どうやってお客様を集めればいいのか?
資格を持っていても集客の仕方がわからないと
お客様に自分の存在を知ってもらうことができません。
協会は、資格の専門知識はあってもマーケティングまではサポートしてくれず
SNS、ポスティングなど自力でやっていかないといけない場合が多いです。
また、資格や認定講師の肩書きがあったとしても
他の講師や資格との差別化ができず
よくあるコンサル、よくあるコーチングとして
価格競争に巻き込まれてしまい
いつまでたっても低単価の
フロントセミナーばかりやって収入が増えないというケースもあります。
キャリコン・コーチング協会から抜けたいとき
協会があてにならないから、抜けたい!と思った時は
協会にその旨を伝えて脱会することもできます。
その場合、協会に所属することで得られていた
肩書きやサポートは受けられなくなり、
資格を返上することになります。
資格を取ったけど仕事に活かせないというお悩みを持ちつつも
協会から抜けると、肩書きがなくなってしまうことにも悩み
更新料だけを毎年毎月支払い続けている人もいます。
収入アップのために資格を取得したにもかかわらず
悩みばかりが増えてしまい、
更新料でマイナスになってしまうのは本末転倒ですね。
そうならないように、資格を取るときは
協会がどこまでサポートしてくれるのか、しっかり調べてからにしましょう!
有名な資格だから大丈夫、ということはなく
自分が活動していくビジネスとして考えたときに
収入が得られるのか?
お客様に選ばれるのか?
よく考えてみましょう。
キャリコン・コーチング協会に頼らずに活動したいなら
資格を取ってビジネスをしていると
協会運営や、講師や生徒のバランスによって
メリットもデメリットもあるとお伝えしました。
これは会社員でいうと、会社の状況や上司によって
仕事のしやすさが変わることに近いです。
協会のメリットを享受するためには
更新料や使用料、場合によっては売り上げの
何%もの金額を協会へ納めることもあります。
協会への支払いや、メンバー・講師との人間関係などに
不自由に感じてしまうかもしれません。
じゃあどうするか?
今の資格や協会が合わないなら、違う協会に所属しよう!
と、ここでまた新たな資格を取ろうとしてしまうと
同じことを繰り返す
「資格貧乏」になってしまいますよ〜。
あなたがキャリコン&コーチングでどうしたら成功できるのか?
ヒントになる無料診断をご用意しています!
ぜひチェックしてみてくださいね。
▼小冊子無料プレゼント中▼
キャリアコンサルタント&コーチ業での成功度診断テスト付き!