女性が後悔しない人生を歩むために、
描いた「ビジョン」の実現をサポートする
ライフデザインナビゲーターの
みのりです。
我が家には小1の娘と、年少さんの息子がいます。
もうすぐ4歳になる息子は最近、
テレビを見ていても
自分よりちょっと上のお兄さんキャラが
気になっている様子。
先日、
子ども達と一緒に車に乗っている時に、
息子がおもむろにこんなことを聞いてきました。
唐突すぎる、3歳息子のビックリな質問
「ねえねえ、おかあさん?
カツオ(@サザエさん)ときり丸(@忍たま乱太郎)と
◯◯(息子の名前)やったら、
一番お兄ちゃんなの、
息子よね!?」
あまりにも唐突すぎるその質問に、
(え? いきなり、なにその質問?
そしてなぜに、
比較対象がアニメキャラ??)
と驚いて、
一瞬答えにつまったわたしの代わりに…
小1の娘がすかさずこう言い放ちました。
「ぜんっぜんちがうよ!!
お兄ちゃんなのは、
カツオ、きり丸、◯◯(息子)の順番!!
◯◯(息子)は
一番小さい子!!!」
娘のその容赦ない一言を聞いて、
息子はまるで石になったかのように数秒間硬直し…
その後いきなり…
うわ~~~~ん(TOT)!!!
と、号泣…。
確かに…、後でGoogleさんで調べてみても、
かつお→11歳
きり丸→10歳
という結果でした。
(このたった1歳の差を勘で見極わめる娘もすごい…笑)
そして我が家の息子は、3歳…。
アニメキャラといえど、
仕草や話しぶりから
明らかな年齢差があるのにも関わらず、
そのお兄ちゃんたちに負けたことが
そんなに悔しいの・・・・??
と、わたしは正直
ビックリしてしまったのですが…
「悔しい」という感情は、「なりたい未来」の宝箱
実は最近の息子の口癖は、
「〇〇(息子の名前)、
お兄ちゃんやろ♪」
なのです。
お兄ちゃんであること。
誰よりも大きくなること。
これは同じ保育園の年長さんや、
同じクラスの春生まれの
少し大きな友達に憧れている、
秋生まれの今の息子にとって、
何よりも大事にしたい
自分自身のアイデンティティであり、
大切なビジョンだったのですね。
だからそれを姉にサクッと
否定されてしまったことや
(明らかにそれが正解だったとしても…)
自分が「小さい子認定」を
されてしまったことに対して、
心から悔しがって、
周りもビックリしてしまうほど
大粒の涙を流していたのでした。
母としては、息子には申し訳ないけれど
「息子めっちゃ可愛いな~♡
めっちゃ純粋だな~♡」
と親バカ炸裂で
萌えてしまったのですけどね(笑)
…で、ですね。
こういうことって、子どもだけでなくて、
大人にもあることなんじゃないかな~
と思うのです。
普段はそんなに意識していなくても…
何かのふとしたきっかけで
「なんか悔しい!!!」
と猛烈に思ってしまったこと、
あなたにもありませんか?
どんなささいなことでもいいので、
そういう経験が最近なかったか、
ちょっと振り返ってみてください。
その「悔しい」という感情の中に…
あなた自身の「こうあるべき」という
アイデンティティや、
「こうありたい」というビジョンが
隠れていますよ~。
そう、一見ネガティブにも思える
「悔しい!」という感情は、
自分の「なりたい未来」が
詰まっている宝箱
でもあるんですよね。
「悔しい」気持ちの代わりに出てきがちな態度とは?
とはいえ我が家の息子のように
「自分は何にでもなれる!」と信じて
常に本音だけで生きている子どもと違って…
育ってきた環境の中で
自分で作り出してしまった制限や、
色んな建前の中で生きている大人たちは
「悔しい!」という感情を持つこと自体を
制限してしまう人も多いので…
「悔しい気持ち」に気づかないふりしている人
も多いのではないかな~
と思います。
そしてその「悔しい気持ち」の代わりに
よく出てきがちなのは…
「何かの出来事に対して、
斜めに構えて見てしまう」
ということ。
こういうの、
わたしにももちろんあるのですが…(笑)
あなたにも、身に覚えありませんか?
誰かが何かを楽しそうにしてるのをみて…
「ふーん…それで?」
なんて風に(笑)
なんだかやけに冷たくイジワルな目線で
見てしまいたくなるもの、こと、場面。
そんな出来事の中に、もしかするとあなたの
「なりたい未来」
というお宝ビジョンが隠されているかもしれません。
我が家の息子が
「だれよりも大きい、お兄ちゃんになる!!」
というビジョンを
特大の悔し涙で表現したように…
あなたもここ最近、もしくは数年の間に
「悔しい!」と思ったことがないか、
またはなんだか
「斜めに構えて見てしまうもの」はないか、
よかったら振り返ってみてくださいね(*^^*)